映画「ピーナッツ」レビュー。

ピーナッツ プレミアム・エディション [DVD]ピーナッツ プレミアム・エディション [DVD]
(2006/08/04)
内村光良、三村マサカズ 他

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先日の内PDVDのリベンジにレンタル。
内Pメンバーが送る、草野球青春コメディです。
草野球チームのおじさんたちが、
10年ぶりにチームを復活させて、地元の再開発を賭けて試合をする話。


正直、感動しました。
展開は実にオーソドックスなんですが、
メインが若者じゃなくてカッコ悪いおっさんたちというだけで、
こうも素直に受け入れられるのかと不思議に思う次第です。
それなりに幸せな生活をしつつも、それほどパッとしない暮らしぶりの面々が、
昔を懐かしんでちょっとバカやってみようとするという、
大人の茶目っ気に溢れた作品です。

皆演技は(ギャグっぽいものの)それなりに上手く見えますし、
配役もマッチしてたと思います。というか、ほとんどイメージ通りです。
個人的にはさまぁ~ず大竹の役どころが面白い。
借金してパチンコで生計を立ててるダメな男なんですが、
その癖あんまり悲壮感が無く、むしろ見ていて好感が持てる不思議なキャラです。
この辺は大竹のキャラクター性なんじゃないかなーと思います。
あとレッド吉田も「幼稚園の先生で愛妻家」という良い人ポジションなんですが、
それでもあんまり鼻につかないというか、なんか受け入れやすいキャラなんですよね。
また友情出演的にちょっとだけ出てくるオセロ中島のホステスとかもすっげえ合ってました。
あと何故かとっても印象に残る原田泰造の警官
というかアレだな。泰造改めてすげえ良い声してるな…。

それと、すごく良かったのが、
再開発推進側を悪人にし過ぎなかったこと。
確かに再開発側のやり方は強引ですが、
再開発で店を手放す事になる人にも「相応の補償金を支払う」という配慮はしています。
(うさんくさかったんですが、これが反故にされたような描写はありませんでした)
どのみち、この閑古鳥鳴く商店街がこれからもやっていけるとは思えないので、
冷静に考えれば、この再開発計画には乗っかった方が明らかに得なんですよね。
恐らく、三村たち商店街の面々にもそれは分かっていますが、
思い出残る街をそう簡単に手放す気にはなれない…とそういう構図なので、
ピーナッツの試合は真剣に商店街の行方を左右するものというよりは、
再開発計画反対派の「けじめ」の意味が一番大きいんじゃないでしょうか。

しかし、
作中では特に明言されていないものの、
チーム「ピーナッツ」がその後も存続している事から、
球場の取り壊し計画が中止になった可能性は高そうですね。
もしそうなら、そのきっかけは間違いなくこの交友試合。
彼らの奮戦が自己満足で終わらずに、観た人の心を動かすに至った…という風に考えると、
お約束的に逆転優勝→再開発計画中止になるより、ずっと良いラストだったと思います。

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2010-12-17 00:36 : その他レビュー : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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ゆとり直前世代のゆるゲーマー。
ほのぼの漫画が好き。
2016年2月ブログ名変更。

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