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エド・ウッドの映画は観ていないけど、『エド・ウッド』を観た。

エド・ウッド [DVD]エド・ウッド [DVD]
(2006/01/25)
ジョニー・デップ、マーティン・ランドー 他

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「チャーリーとチョコレート工場」は、
テレビ地上波で二回ほど観ましたが、
結構ダークで面白かったので、
他にティム・バートン監督ジョニーデップ主演作品を探して見つけたこの映画。
「史上最低の映画監督」と呼ばれたエド・ウッドの半生を追った映画です。
(エド・ウッドについては…「死霊の盆踊り」の脚本の人というのが一番分かりやすいと思います。)


でまあ…感想としては…。
すっごい気分が落ち込む映画ですね。
まあメインのエド本人の一生があまり明るいものでなかったから、
映画全体のトーンが暗いのはしょうがないのですが…。

映画への情熱はあるものの、
コネも良い実績も無いエドは、
映画製作に当てられる予算はほんの僅か。
役者はほとんど友人たちで賄い、
撮影は数日の強行軍。
時には無許可で撮影をしたり、
別のスタジオからセットを盗んだり…と、
まるで自主製作映画を作っているような有様です。

また、
作中でエドの親友となる、
年老いたベラ・ルゴシの悲惨さもこれまた凄まじい。
かつての大スターも完全に忘れ去られ、今や過去の遺物扱い。
体は薬物依存でボロボロになり、
長年連れ添った妻にも家を出て行かれ、
更には作中で失業保険も打ち切られ、発作的に自殺を考えるまでになってしまいます。
薬物依存を脱するために入った病院も、金が無いために追い出され…と、
誇張表現・フィクションも混ざっているのでしょうが、
その晩年は、あまりに悲惨すぎます。

それでもって、
エドがこの、どうしようもない撮影環境や、
ルゴシの無念さなど、作中に蔓延する負の空気をバネにして、
皆を驚かせる傑作映画を作る…という話にはならないんですよね。残念ながら。
エド・ウッドは「史上最低の映画監督」と今なお呼ばれているので、
この映画でも、
エドは最後まで皆に受け入れられる映画は作れずに終わります。
限られた僅かな予算の中で精一杯頑張り、
スポンサーの注文を聞き、時には口先でやり過ごし、
そうまで努力しても、
最後まで、「報いる」事は出来ずに彼の人生は終わってしまうんですよね。
そういった意味では、非常に暗い映画です。


しかし、
これは映画のみならず、
全ての創作物に関わる人は観ておくべき映画だと思います。
映画の中で、エドは映画に溢れんばかりの情熱を傾けますが、
結局は目に見える結果を残せずに終わります。
同じように、
人生、「これだけ頑張ったのだから報われる」なんて保障はどこにもないんですよね。
多くの人々に受け入れられるような評価を残せずに、
金も名声も手に入らずに人生が終わってしまうような可能性だってあります。
それでも敢えてこの道を突き進む覚悟があるのか、
自分のみならず、
関わった人たちを不幸に合わせてもなお、
この道を行ける気持ちはあるかと。
そう問われるような感覚を受けた映画でした。

つまりはまあ、重い映画だったなーと思うのです。

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2011-06-23 01:25 : その他レビュー : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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Author:ノノック
文章の苦手な文系。
ゆとり直前世代のゆるゲーマー。
ほのぼの漫画が好き。
2016年2月ブログ名変更。

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