PS3『Child of eden』レビュー。

チャイルド オブ エデンチャイルド オブ エデン
(2011/10/06)
PlayStation 3

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かつてPS2(とドリキャス)で『Rez』というゲームがありました。
電脳世界をプレイヤーが突き進む3DSTGで、
美しい独自のグラフィックに、テクノ系のノれる音楽。
それらがプレイヤーの操作と一体となり、
普通にプレイするだけで独特の陶酔感・中毒性を生むゲームでした。

最近になって、
そのRezと似たようなゲームが発売されたと思っていましたが、
会社こそ違えど、これのプロデューサーは同じ水口哲也氏…。
どうも事実上の続編orリメイクに位置する作品になるようです。
Rezを散々楽しんだ人間として、是非やってみるべきだと思い購入しました。
(※Playstation@Move対応ソフトですが、持ってないんで通常コントローラーでのみのプレイ感想となります。)


結論から言いますと、
「Rezを楽しんだ人ならまず間違いなく楽しめるゲーム」です。
実際に設定や操作性は殆どRezと同じで、映像がそのまま次世代機にパワーアップした感じです。
当然ながらグラフィックは超美麗。音楽はノれて気持ちいい。
Rezプレイ時に抱いた「次世代のゲーム」という印象はそのままこのゲームに当てはまります。
とはいえ全部が全部そのまま同じ訳では無いので、敢えてRezとの目立った違いを以下に挙げます。

・攻撃手段がロックオンレーザーとバルカン(トレーサー)の2種類に。
今回はロックオンレーザーに加えて、トレーサーと呼ばれるバルカンで攻撃できるようになりました。
一部敵や敵弾はこのバルカンでしか消せないので、
この2種類の攻撃を使い分ける必要があります。
(バルカン対象は紫色に統一されているため、判断は容易です。)
Rezの時のように、「とにかくロックオンボタン連打」ではクリアできなくなっています。
バルカンは見た目よりも判定が広く、敵弾を弾くのはそれほど難しくありません。
これで敵ボスが放ってきた弾幕を全て相殺するのは爽快です。
操作が忙しくなり、個人的には楽しくなりました。

・レイヤーレベルとフォームの廃止。
Rezではフォームごとに異なる効果音とエフェクトがあり、
形態チェンジごとの変化で楽しませてくれましたが、今作ではそれはバッサリ無くなりました。
これはこれで楽しかったので、まあ残念ではあるんですが、
今回はステージ毎に効果音が変わるのでそこまで気にはなりません。
それとレイヤーレベルも排除されていますが、これもさして気になる所では無かったです。
むしろ%ごとにエリアを区切らなくなった分、今回の方がエリアごとのメリハリが効いている気がします。

・実写のお姉さん(Lumi)の登場。
ジャケットで既に登場していますが、
本作では実写のお姉さんが出てきます。
存在としてはRezのラスボス戦で形態が進むごとに復元されていくポリゴン女性と同じようなものですが、
ステージ毎に演出で出てくるので、結構目立ちます。
別に世界観に合っていないとは思いませんが、
人によっては悪い意味に気になる人もいるかと思います。
個人的には…やはりちょっと引っかかるという所ですね。
どうにも実写というのは印象が強すぎて、
Lumiが出てくる時は大抵歌っていることもあり、
プレイしていてPVの演出に協力している気分になってしまう時があります。
(コレ↓の北米版があったらこんな感じでしょうか。)

初音ミク -プロジェクト ディーヴァ- お買い得版(通常版)初音ミク -プロジェクト ディーヴァ- お買い得版(通常版)
(2010/06/24)
Sony PSP

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まあ大きなマイナスという訳ではなく、
100点満点が97点になる程度の問題ですし、気にならない人も多いかと思います。


そういう訳で、個人的にはやはり楽しく遊べたゲームでしたが、
一つ不満点を挙げるとしたら…ステージ数の少なさですね。
ぶっちゃけこれもRezと共通した問題点だと思います。
ステージ一つ一つの完成度は素晴らしく高く、
それぞれが実に個性的なのですが、基本5ステージ(内一つはボス戦のみ)というのは、あまりに少ない。
ステージ中の分岐も得にはありません。
オールクリアでおまけステージやハードモードが追加され、
中々にやりこみ甲斐はあるのですが、
同じステージを何度もプレイする事になりがちです。
(ただ、ハードモードはやりがいがあって中々に楽しめます。)
正直な所、あまり長時間に渡って楽しめるゲームではないでしょう。
集中力を使うシューティングですし、光演出が激しいので、
短時間のストレス解消にと、1プレイ1時間程度に抑えるべきでしょう。
感覚的には、アーケードのガンシューティング移植作くらいのボリュームだと思ってください。
まあ「それに5000円強は出せない」という人は多いと思いますが…。

個人的には、
各ステージの独創性と完成度が物凄く高く、
ハードモードも楽しめる(というより、まだハードのラストステージがクリア出来ていません)ので、
値段分の価値はあると思いました。
次世代機だからこそ出来る良作です。

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2011-10-20 22:55 : ゲームレビュー : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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Author:ノノック
文章の苦手な文系。
ゆとり直前世代のゆるゲーマー。
ほのぼの漫画が好き。
2016年2月ブログ名変更。

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