『ブリッツ』観た。…んー。


先日観た「レスラー」は非常に良い映画でしたが、
ドラマ系の映画は内容次第で気分が落ち込みそうだったので、
もし気に入らなかった時のために、一緒に保険に借りたのがこちら。
ブリッツ [DVD]ブリッツ [DVD]
(2012/03/02)
ジェイソン・ステイサム、パディ・コンシダイン 他

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最近お気に入りの、ジェイソン・ステイサム主演の映画です。
ですが…うーん正直期待外れだったかもしれません。
まあ作品としてどうこうというか、単に「私の望んでいるものと違う」という感じでしたが、
とにかくそんなに気に入った映画ではありませんでした。


<あらすじ>
ロンドン市警に所属する強情で妥協知らずな刑事ブラント(ジェイソン・ステイサム)は、その情熱のあまり、犯罪者に対してやり過ぎてしまうこともしばしば。そんなある日、ロンドン市内で警官ばかりを狙う連続殺人事件が発生する。ブラントの横暴な振る舞いを追いかけている新聞記者ダンロップは情報提供者から電話を受けるが、その男・ワイス(アイダン・ギレン)こそが殺人鬼であることを知る。ワイス(通称:ブリッツ)はダンロップに記事を書かせ、自らを虐げてきた警官を殺害し、有名になろうと目論む愉快犯だったのだ。ブラントの師や職場の仲間たち、さらには密告者までも次々と手に掛けていくワイス。だが彼の最後の標的はブラントだった……。

goo映画 より引用。)

※以下にネタバレを含みます。


個人的に期待外れだったのが、
主人公ブラントが型破りな破天荒暴力刑事にも関わらず、
映画の9割の展開が、不快な愉快犯ブリッツに振り回されていた点でした。
この犯人、あらすじにも名前が出ちゃっていますが、
結構あっさり顔見せしちゃって、ブラントも早くに容疑者としてマークします。
見た目チンピラで小者っぽい感じだし、この辺の展開が早かったので、
「ああ、こっからどんでん返しの真相があるんだな」と思ったのですが、
特にそんなことはなく、この犯人との戦いが映画全編に渡って繰り広げられます。
ぶっちゃけ、愉快犯ブリッツがそんなに頭良さそうでは無かったので、
「ああ見えて犯人がすごい知能犯」というより、
「こんな小者一人を捕まえられない警察組織が無能」というに見えてしまいました。
最初に会ったとき、
ブラントが「奴をマークしよう」って言ってたのに、結局野放しだったしな!

主人公ブラントも、
「金をせびる情報提供者に金払う代わりに拷問して、しかもその店で飲んだ代金を払わせる」というような破天荒行動を見せるのですが、
なんだかんだで「刑事」の枠の中ではそれほど無茶しておらず、
犯人が単独犯ということもあって、格闘・銃撃シーンはほとんどありません。
もっとこう…『コマンドー』のシュワちゃんみたいに、
娘を人質に攫った犯人一味の交渉役との会話で、
「俺たちに協力しろ。OK?」と問われて、「OK!」と答えつつ射殺
みたいな、無茶苦茶をしまくってくれるものだと思って観てたのですが…。

ブラントの相棒ポジションになるゲイの刑事も、
ちょっとナヨナヨした仕草でいながら、
「証拠不十分でしょっぴけなかった幼児誘拐事件の犯人に対し、キレてフルボッコにした」という、
意外と熱くて良いキャラなんですが、
正直まともな活躍がラストシーンくらいなものだったのが非常に残念でした。
このキャラで、格好いいアクションシーンがあったらすごく面白かったと思うんですが…。

一番納得いかなかったのは、
なんとか捕まえたブリッツに対し、
「証拠は残していないし、目撃者は怯えて名乗り出ないから起訴できない」
と署長が頭抱える所。
「目撃者が関わりになるのを恐れて出てこない」というのは、
「あれだけ白昼堂々殺しておいて…」とは思いますが、まあ納得できるものの、
途中襲われた黒人女性警官は…?
あと、新聞社のダンロップは、
犯人から電話貰っているから声は聞いているはず(証拠としては弱いかもしれませんが)だし、
釈放されるブリッツの荷物には、
途中殺された浮浪者に新聞社が払ったはずの金があったのに、(袋までそのままなのに!)
それでも起訴できないというのは納得できません。
この辺、最近CSI観て、科学調査の凄さを思い知ったんで余計に引っかかりました。

ラストの展開は、まあ溜飲下がったといえばそうなんですが、
やっぱり結論としては、「小者の犯人に踊らされ過ぎ」という感じになってしまいます。
アクション映画だと思って観ると損する映画という感じ。

あと、黒人女性警官の一連のシーン、あんまり要らないような気がします
チンピラの弟的存在との確執とか、
男性刑事との恋とか、犯人に弟的存在を殺された後でクスリに手を出した所とか、
結構出番があったから、
「立ち直った彼女の証言で、ブリッツを有罪にする」とか、
「弟的存在を殺された恨みから、犯人を殺そうとしてブラントがそれを止める」とか、
そういう関わり方すると思ったら、何にもなく終わってしまいました。

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2012-12-17 01:39 : その他レビュー : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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Author:ノノック
文章の苦手な文系。
ゆとり直前世代のゆるゲーマー。
ほのぼの漫画が好き。
2016年2月ブログ名変更。

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