スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
-------- --:-- : スポンサー広告 :

初音ミクさんの渋谷系カヴァーCDが出てるみたいですが…んんー。


私はさほど初音ミクさんに興味無かったので今の今まで知らなかったのですが、
なんかミクさん、渋谷系の楽曲をカヴァーしたCDなんて出していたんですね。
渋谷系 feat.初音ミク(外付け特典ポスターなし)渋谷系 feat.初音ミク(外付け特典ポスターなし)
(2012/07/11)
Various Artists

商品詳細を見る

なるほどパーフリにオザケン、カヒミさんにピチカートと、
渋谷系の有名どころと言える人たちの楽曲をカヴァーしているのですね。
capsule(前期)とかplus-tech squeeze boxとかのゼロ年代が無いのは残念ですが、
買う所まではいきませんが、これは青春時代に渋谷系を聴きまくっていた私としては少々気になるラインナップです。

で、なんか公式に(?)ニコニコに配信してるらしく、
しかもあの『今夜はブギー・バッグ』が聴けるみたいなので、
早速聴いてみたんですが…。




んんー…無いですね
思い入れがあり過ぎてフィルター掛かってるのかもしれないですけど、これは無いです。
曲のアレンジ自体は、
後年発表された『あの大きな心』バージョンみたいな切なさもあって嫌いじゃないんですけど、
正直この曲をミクさんが歌うのは人選ミスとしか思えません。
聴く前は「英語とかラップとか不安だけど、きっと上手い事やるんだろう」と思っていましたが、
実際聴いてみたら何一つ上手い事できてねえっていうオチでした。
というかラップ部分が色んな意味でキツすぎます。
これ、清純系美少女系のキャラクターであるミクさんが歌うような歌詞じゃないですからね。
渋谷系のイメージともちょっとズレた親父臭さというかダサさのある歌詞ですから。

そしてもう一つ、
ピチカート・ファイヴの『ベイビィ・ポータブル・ロック』のカヴァー。

こちらも微妙な出来だと思いました。
これはブギーバッグとは違い、アレンジがイマイチかなあ。
オリジナルの印象的な部分を全部である、
前奏のテトテトテトテトテン、ティン!も無ければ、
「一番好きな服 甘いパステルの」の所のバックコーラスの「パッパッパー」も無いし、
サビの「幸せな恋の予感 今朝から」の所のタメと「ハァ~」というウィスパーも無し。
とまあ、なんか原曲のメリハリが無くなってしまったのが残念すぎます。
ピチカートの野宮さんの楽しそうな歌い方をミクで再現するのは無理があるんで、
アレンジでミクに合うように寄せた…という好意的な考え方もできるんですが、
そうなると結局この曲でなくていいんじゃないかという話になってしまう気がします。
この曲、「来てくれない?」「いいと思わない?」と疑問形になっている歌詞が多く、
その辺の細かいニュアンスをミクさんで出すのは当然難しいので、
歌詞を見ずに聴いていると、正直よく分からないというか。

なんか失礼な感想である気がしますが、この2曲を聴いて、
やっぱり、いくら「ボーカロイド」というジャンルがここ数年で急速に発展したといっても、
まだまだ合成音声を他歌手と同じように考えてはいけないんだなあと思いました。
そりゃあ合成音声ハンデは割引いて評価すべきだというのは分かっていたつもりでしたけど、
でも、思い入れがある曲をカヴァーされるファンの立場としたら、
歌い手が生のアーティストでもボーカロイドでも関係ないんですよね。
思い出の曲のカヴァーが気に食わなければ文句の一つも出ますよ。


もちろん私としては、「やっぱりボーカロイドは駄目だ」とか言いたい訳では無くて、
個人的に、ミクさんのオリジナル曲でヒットしたものなんかは、
ミクさんの機械的な部分を上手く使ったような作品が多いと思うんですよ。
そういう感じで上手くアレンジしてくれれば良かったと思うんですけど、
作り手側の工夫が足りなかったんじゃないかと思いました。
ニコニコで視聴する分にはともかく、ぶっちゃけお金を出して買うCDに収録するレベルとして考えると微妙。


ニコニコで探しても、渋谷系のミクカヴァーで結構良いと思ったのはあるんですよね。
もちろんこれらがそのままCDに入ったら、私はまた文句言うんでしょうけど、
ミクさんの使い方として、こういう方向性だったら良かったのになーと個人的には思います。

・『マジック・カーペット・ライド』

これは演奏原曲そのままなんでちょっとアンフェアですが、
歌としては意外とミクさん向きの曲だと思います。
ピチカートの曲としてはあんまりテンポが速い方ではないし、
歌詞としても優しい感じで、かつこの曲の「僕」の性別不明な所も、
ミクが歌うのには向いているのはないでしょうか。
(ミクさんとは少し話が離れますが、
この曲の「僕」は「君」に対して「昔から“友達”だよね」と言いつつ、
「2千光年を愛し合ってる」と言い、「おんなじベットで抱き合って死ねるならね」と言う、
この奇妙なズレになんかアンモラルなモノを感じてしまうのです。いや純愛ソングだと思うんですけどね。)

・『恋とマシンガン』

ニコニコ動画を見始めた頃、初めて初音ミクの可能性に気づかせてくれた動画
それまではミクさんのカヴァーというのは、良くて「へえ、思ったより悪くない」という感じでしたが、
こうもチップチューンと相性が良いとは思いもよりませんでした。
なるほど、ピコピコサウンドには生のヴォーカル入れても逆に違和感出てしまうというものなので、
元が機械のミクさんにはこういう活かし方があったか!と目からウロコでした。
そして大胆にチップチューン変換しつつ、元がはっきり分かるのがまた良アレンジですよ。

・『レトロメモリー』

capsuleの『レトロメモリー』を全部初音ミクのアカペラでやった怪作。
これを作るのって非常に手間が掛かるんじゃないかと思うのですが、
その甲斐あってか、このお洒落なジャジーでポップな曲が、ミク声による再現で更に可愛くなっています。
歌詞も可愛らしいし、見事なまでに雰囲気に浸れる一曲です。



こんな感じで、ミクさんの魅力を活かした渋谷系カヴァーというのもあるんですから、
CDの方も、もうちょっと練ってくれれば良かったのになあと思ってしまうのです。
他の曲も気にはなるんですが、正直2000円出してまで欲しくはないしなあ…。

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

関連記事
スポンサーサイト

2013-02-10 23:36 : 雑記 : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
コメントの投稿
非公開コメント

« next  ホーム  prev »

プロフィール

ノノック

Author:ノノック
文章の苦手な文系。
ゆとり直前世代のゆるゲーマー。
ほのぼの漫画が好き。
2016年2月ブログ名変更。

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。