ざくざくアクターズ4章クリア感想。


4章公開から20時間ちょっと、
トータルで(3章までと合わせて)70時間くらい掛け、ざくざくアクターズもようやくエンディングとなりました。
まだ隠しボスは残っていますが、次元の塔でのレベル上げが長かったんで、
他の人よりゆっくり遊んでたんじゃないかとは思います。
おかげでボス戦は大体力押しでなんとかなりました。
今回も例によって以下ネタバレ全開で感想を書いていきますので、ご注意ください。



ハグレ大祭り以降のイベントでは、
いきなり仲間になったシノブに意表を突かれました。
3章までだとこれから敵になるのか味方になるのかも分からなかったシノブさんですが、
よくよく考えたら、親友の帰属しているハグレ王国と積極的に敵対する理由は無いんですよね。
今までの意味ありげな行動からすると、ここでの心変わりは少し唐突に感じられて、
メニャーニャと一緒に「何か裏があるのでは?」と疑う気持ちもあったのですが、
後半、彼女のトラウマ(動機?)について聞かされると、すごく腑に落ちるあたりが流石のはむすた作品。
これシノブとしては、元居た世界から雪乃が戻ってきた事が心底ショックだったんでしょうね。
今まで「ハグレは元の世界に戻るのが正しくて、この世界に居るのは不幸でしかない」という考えだったのが、
この一件で、必ずしもそうでは無いことに気付かされてしまったというような感じでしょうか。
直接的な対決こそ無かったものの、この件で既にシノブはハグレ王国に敗北していたのかもしれません。
そして実際仲間になったシノブが本当に冗談みたいな強さだったのも驚きました。
ステータス的には大した強さでは無いのに、
固有スキルを使わせると他のキャラの倍以上のダメージを叩き出すわ、
敵の攻撃は反射するわで、シノブの規格外の強さを肌で感じられました。
その一方で、時計塔の歯車を登り出すデーリッチたちのアクティブさに圧倒されたり、
こたつを背負ったままパイプを渡り、梯子を下るこたつドラゴンの姿に驚いたりと、
ハグレ王国の破天荒な様子に振り回される描写があったのも良かったです。
今までシノブは「超天才」「一人で何でもできる」というイメージしかなかったので、
ここでそうでない面を見せてくれたことで、一気に親しみやすいキャラクターになっていたし、その後の悲劇性も増したと思います。
最初使って、その能力から「あーこれは強すぎる。仲間にはならないな」と思いはしましたが、
その後ちょっとパワーダウンするイベントが入ったんで、
「ひょっとしてもうちょっとパワーダウンして加入する展開もあるかな?」と思っちゃったんですよね。
この辺もはむすたさんにまんまと踊らされている感じ。すごいなあ…。

シノブ繋がりでいえば、マクスウェルのキャラも非常に良かったと思います。
小悪党で救いようのないゲスだけど、逆にあまりにゲスで形振り構わない故に、
その起こした暴挙が、ローズマリーやメニャーニャたち秀才天才でも予想できない、というのは納得できる所でしたし、
最後の戦闘中の、記憶が混濁してきた彼の台詞も、
彼が根っ子からの悪人じゃなかったと察せられるものの、「実は可哀想な奴だった」と持ち上げるまでは行ってない、良いバランスだったと思います。
マクスウェルって、おそらくそれなりの才能もあったし努力もしてたと思うんですけど、
生憎周りに居たのが超天才のシノブと天才のメニャーニャとアホで天才かのエステルとかなんで、
本人の高いプライドもあって捻じ曲がってしまった、という感じだと思うんですよね。
他の協会員たちはデーリッチに諭されるまでメニャーニャの事を特別視して敬っていた事を考えると、
狡い手段とはいえ、そんなメニャーニャやシノブにを越えようとした彼の根性も、バカにできたものではありません。
作中でそこまで深く語られない彼のキャラクターですけど、色々想像できる面白い描写がされているんですよね。
溶けてる最中、エステルに認められて「お前良い奴だな。今度一緒に学校行こうぜ。」と答える辺りからしても、
もしちょっと運命が変わっていたら、エステルたちとも良い関係を築けたんじゃないかとか考えてしまいます。
まあ、とはいえ、やってる事がゲスで救いようがないというのも事実なんで、
彼の末路もあれで良かったと個人的には思っています。

あとはラストの展開も非常に良いものでした。
最初はメンバーが固定というのがちょっと不満でしたが、
ラストの「絶対勝てっこないラスボス」の演出見てもう納得するしかなくなりました
「ラストはメンバー全員集合」というのは王道ではありますが、
全メンバー一度に動かすなんてゲーム的に出来るはずもないし…と思っていたら、
まさかああいう形で「ハグレ王国全員集合」を形にするとは想像もできませんでした。
3章のイベントで「追いかけてきた皆に異世界で助けられた」デーリッチが、
「シノブを救いに一人異世界(シノブの精神世界)に赴く」側になるという構図も良かったです。
あの異世界イベントが本当に神がかっていたから、
それを超えるラストなんてあるのかと思う所もありましたが、見事に超えられた感ありました。
こうも想像を超えられると、もう参りましたとしか言えませんよ…。
ただラスボス戦(第一戦)で、混乱したエステルさんがデーリッチを殴り殺した時はどうしようかと思いましたけどね。
あそこでゲームオーバーになったら流石にだれるだろうなあ…。

後日談の、20万の王冠をどの種類を買うかで悩んだデーリッチが、
最終的に「20万の王冠を買うより、その20万でみんなの喜ぶパーティとかをやりたい」というあたりも、
お人好しなデーリッチと彼女のハグレ王国の在り方を示してるようで、
幸せな余韻に浸れる、すごく良い締めだと思いました。
このゲームやっていて本当に良かった。



さて。それはそれとして、
スタッフロールもあり、これにてざくざくアクターズ完結という所ですが、
今後もこのゲームに、なんらかの追加は期待していいのでしょうかね?
お話的にはこれ以上も無い大団円だからそれで満足ですけど、
ぶっちゃけハグレ王国の面々をもっと見ていたい、というのが正直な所なんで、
ちょっとした小話でもいいから、また彼女らの和気藹々とした姿を見たいです。

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2015-01-06 23:22 : ゲーム : コメント : 1 : トラックバック : 0 :
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2015-06-11 14:36 : : 編集
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Author:ノノック
文章の苦手な文系。
ゆとり直前世代のゆるゲーマー。
ほのぼの漫画が好き。
2016年2月ブログ名変更。

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