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『ホームメイドヒーローズ』1~2巻感想。


芹先生のきららMAXでの最新連載作品です…残念ながら2巻で完結してしまいましたが。
ヒーローに憧れる工業系一家と、悪の組織に憧れる教員親子のお話です。

今回はワンダーグーで購入。特典良いですね。

前述通りに短期連載になってしまったこの漫画ですが、
個人的には今までの連載と比べても、十分に面白い出来だとは思います。

主人公一家はみんな真っ直ぐて好感持てるし、
対する菅部親子も、悪の組織に憧れてるものの、基本的には良い人なので、
読んでいてのストレスはゼロの、いつも通り芹先生らしい作品です。
特に烈人の熱血バカ正義漢ぶりは、これ以上ないくらいレッド気質で、個人的にお気に入りキャラです。
(普通の高校生のはずなのに、戦闘能力がやたら高いのも芹先生らしいお約束ですね。)
工業で手に職つけて、腕っぷしも立つしで、ヒーローせずとも普通に将来有望なのがいいですね。
クラスメイトで特撮仲間の黒崎さんとの関係もなかなか面白い。
元々特撮のレッド好きな彼女は、烈人に対しても傍から見てバレバレの恋心を抱いてるんですが、
烈人はそんな彼女の想いとかにはまるで無関心…ながら、将来嫁に迎える気はあるという、
報われてるのか報われていないのかえらく微妙な所です。
おまけ4コマではお姫さまだっこまでされてるのに、次の話で速攻真白に同じことしてるあたり、
麻凛の言ってた「家族の一員扱いなんだろうなあ」を裏付けてるようで憐れ。
とはいえ、夏祭りでの楽しげな様子は、傍から見ればごく普通にカップルに見えるくらいですし、
好きな男子の隣をごく自然に歩けている訳ですから、なんだかんだで幸せそうで微笑ましくはあります。
烈人としても、将来本当に黒崎さんを家族に迎える場合には、
「実はヒーロー戦隊として活躍している」というカミングアウトをしなきゃならないですが、
これが黒崎さんなら、さほど気にせず受け入れらるでしょうから、
実際に「未来の嫁」としての相性はこれ以上無く良いんじゃないでしょうか。

さて、2巻に入ると、師匠ことイビルマさまが菅部親子に力を貸し出し、
対する仙台一家もスーツ開発も進み、
ここに悪の教員組織シィドVS救世戦隊ヒーロージャーの戦いが始まります。
そして、そこに参戦する覆面ルチャレスラー:トーゴ・マスカラス!

これは意外すぎて面白かったです。
投吾さんたち秋葉流道場は一巻からその実力の高さは言及されていて、
正直「この人たちがそのままヒーローやればいいんじゃないのか?」と思いましたが、
まさか実際に戦闘員相手に無双できるくらいの強さを見せ、結果的にヒーロージャーと共闘関係にまでなるとは…。
シィド側に名前を覚えられ、対策されるまでとなるというのは、本当に熱い展開で、
まさに特撮ヒーロー物の、生身でヒーローと共に闘う凄腕ゲストキャラのような存在感でした。
数年前の劇場版仮面ライダーでは、
暴れん坊将軍こと徳川吉宗が戦闘員相手に大立ちまわりを演じ、
ライダーと並んで尚光るその実力を見せつけましたが、
こういう特殊なスーツや未知の力に頼らず、己の実力だけで闘うゲストの出てくる回って、大概印象に残るんですよね。
なんにしても、魔法の力を手にした悪の組織VS科学の力で補強された正義の戦隊という宿命の対決に、
覆面レスラーを筆頭に、生身の格闘一家が参戦して活躍する、というのは意外性ありすぎでした。
そういえば、烈人や麻凛にとって秋葉流道場は技の師匠でもあるんですよね。その辺の関係も面白い。

あとは、阿久乃先生の変身後ことレーラリンさんのデザインが秀逸でした

単眼とゴスロリ服で悪役らしい不気味な印象を与えつつ、一方でセクシーかつ可愛く見える、
これはすごくセンスあるデザインだと思います。単眼のインパクトが強くていいですね。
なんだかんだで大それた悪事をする気が無く、
自分たちの攻撃で烈人が倒れた事を本気で心配する阿久乃先生自体のキャラクターもとてもよく、
この最終決戦で、商店街は盛り上がって、投吾さんは門下生が増えて、たい焼き屋さんはバイトが増えてと、
正義と悪の戦いなのに、誰も損をせず、最後までほのぼのしていたのが本当に素晴らしいと思いました。

…この展開になるまでの、本当に細かい試行錯誤が長かったのが、
連載が短期で終わってしまった原因なのかなあと思います。
もうちょっと、シィドが本格的に活動するのが早ければ、結果ももうちょっと違った気もします。
あとは…敢えて言えばというレベルの話ですけど、
前作主人公のラムがあれだけ濃いキャラだった分、
今作主人公の麻凛のキャラが少し弱かったのもちょっとマズかったかなあ…。
真面目で良い子ではあるんですが、他作品の主人公と比べるとちょっと印象が弱い。

とまあ、結果的には奮わなかったのは残念でしたが、
実際読んでいて面白い作品だと思ったんで、今からでも評価してもらいたい所です。
特に、レーラリンさんのコスチュームは本当に秀逸なデザインだと思うんで、また他に出番が欲しいというのが本音です。


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2015-05-08 00:10 : 漫画 : コメント : 2 : トラックバック : 0 :
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非公開コメント

どうもです。
自分も読みました。
まさか、2巻で終わると思いませんでした。確かに主人公の印象弱かったですね。悪役側の方が2巻はインパクトありましたし。
個人的には烈人が好きだったのでもう少し見たかった気もします。
2015-05-17 22:31 : 光 URL : 編集
Re: タイトルなし
>>光さん
2巻完結はちょっと惜しかったですね。
本当に、レーラリンが悪事を働き出してからの盛り上がりが凄かったので、
そこに行きつくまでがもう少し早ければ…と、どうしても思ってしまいます。
2015-05-17 23:45 : ノノック URL : 編集
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Author:ノノック
文章の苦手な文系。
ゆとり直前世代のゆるゲーマー。
ほのぼの漫画が好き。
2016年2月ブログ名変更。

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