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映画『キングスマン:ゴールデン・サークル』感想。


良質スパイアクション映画だと思ったら、
予想の倍はおバカで、予想の3倍はキレキレアクションで、予想の4倍はブッ飛んでいた『キングスマン』。
その続編が今年1月に公開。そして早くもレンタルが開始されたので早速借りてきました。
(新作2泊のレンタルDVDを借りるのは私の中では異例です。つまりそれだけ前作が面白かったという事です。)
前作ほどのインパクトある展開は一点を除いてないですけど、
アクションは相変わらずのキレキレで、予想を裏切る展開もあり。
そしてブッとんだ悪役もありと、1作目と同じく楽しめました。

以下に重要なネタバレを含みます。


開始20分でまさかの主人公本拠地壊滅や、
人肉バーガーコテコテすぎるステイツマンなど、
この映画について語りたい事は山ほどありますが、
しかし、この『ゴールデン・サークル』、
作中の何にも先に語らなければならないのはエルトン・ジョンでしょう。
こういうゲスト出演的なのは出番が一シーン・一カットのみというのがほとんどで、
ましてエルトン・ジョンなんていう大物、台詞があるだけで驚きというレベルだったのですが、
作中歌を歌い、ピアノを弾くまでは(まあ本来ミュージシャンだし)ともかく、
幾度となく悪態をつき、ファックサインをし(本人役で出てるのに)、
しまいには、まさか飛び蹴りやハイキックをかまし、
主人公の片割れのピンチを救い、共に敵の主戦力(犬ロボ)を撃破するという、
大活躍にもほどがある働きをするとは思いもしませんでした。
というか、そんな活躍すると予想していた人いる訳ないでしょコレ。
「一人だけ本人役で出演して、主役を食う大活躍をする人がいる」という、
アニメ『ポプテピピック』の蒼井翔太のような反則ポジションでエルトン・ジョンが大暴れするとは…。
どっちもファックサインに縁があるのは何故か。
兵士役の俳優さんも、
まさか映画の撮影でエルトン・ジョンに飛び蹴り喰らうとは思いもよらなかったでしょうね。

またエルトン・ジョンを除いても、アクションシーンも非常に見ごたえありました。
単に派手な撃ち合いだけじゃなくて、
キングスマンのビックリ兵器とか、「理髪店の看板のハサミを落下させて刺し殺す」とか、
ユーモアあるギミックが多くて、観ていて飽きませんでした。
ステイツマンの電磁投げ縄という武器もまたバカバカしくて最高。
ただ、もうちょっとステイツマンの活躍は見たかったかなという不完全燃焼感はありました。
酒場で荒くれ相手に無双と、敵兵士への本気の(銃使っての)無双はありましたが、
ウィスキーの「裏切り」とハリーの対処もあって、
結局敵の基地で大暴れするのが、ハリーとエグジーの2人になってしまったのはちょっと微妙な所。
前作で共闘する場面のなかったこの2人が、ついに一緒に戦うというのは嬉しくもあるんですが、
折角の新登場の組織なんだから共に戦う場面は欲しかったという気持ちもありと、かなり観ていて複雑でした。
「このキャラの活躍がもっと観たかった」という不満は、
それだけ魅力的なキャラクターが多いという事かもしれませんが、
それにしたって、今回ちょっと扱いが勿体なく感じるキャラが多かったように思います。
あれだけ大層な組織だったキングスマンは、開始すぐに壊滅、
前作でそこそこ活躍したロキシーも(おそらく)死亡と、
この辺はまあ話の都合もあるし(流石にキングスマン全員相手じゃ敵側が無理ゲーでしょう)まだ良いのですが、
マーリンとエグジーを2対1で圧倒したテキーラも、あっさり麻薬の影響で退場。
実戦に出る事を希望していたジンジャーも、特に戦闘描写は無しと、
ステイツマン勢はどうにも「活躍しそうでしない」感じがもどかしかったです。
そしてなにより勿体ないのがマーリンの死亡ですよ!
前作ではエグジーの教官兼相棒的なポジションで活躍し、
今回もエグジーと共に数少ない「信頼できる味方」として行動を共にして、
「お酒を飲むと泣き上戸になる」という新たな可愛げポイントも披露したにも関わらず、
敵地潜入直前にエグジーの身代わりになって死亡退場、というのは残念すぎました。
突入前にデカいナイフ(山刀?)を装備していたので、
「今回はマーリンのカッコいい近接アクションが観れるのか!?」と期待したのですが、
結局目の前の草木を切るだけで終わってしまったというのはちょっと…。
「敵兵との戦闘の末に戦死」とかならまあ納得できたのですが、
事前に地雷がある事は分かっていたのもあり、
「地雷くらいキングスマンの面白兵器で何とかならないの?」と思ってしまいました。
以前読んだ『MASTERキートン』で、地雷をガムテープで無力化してたシーンが印象残っていたので、
余計になんとかなるんじゃと思ってしまった感がありました(地雷の種類にもよるんでしょうけど)。

ただ、ラストに立ちふさがるのが同じエージェントのウィスキーというのは、
対決のアクションシーンの出来もあって、すごく良かったと思います。
ラスボスが、元キングスマン候補生にすぎないチャーリーやロボ犬なんかじゃ盛り上がらないですからね。
ラストが「ミンチマシーンにシュート」というのも、やや悪趣味な感じでしたが、
「銃で頭を撃たれたが、組織の治療マシンで復活」した相手も、
「流石にこれは復活できない」という事がはっきり分かる、良い締めだったと思います。

他に難点を挙げるなら、ちょっと「長すぎる」と感じるシーンが多かった事でしょうか。
フェス会場の件とか、もうちょっと短くしてくれても良かったように思います。
(でも「ターゲットの女性と性的関係を持つ事になる」という事を、
黙っていればいいのにわざわざ恋人に話してしまうエグジーの甘さと誠実さは好き)
あとは最初のカーアクションと雪山リフトのアクションは微妙な感じでしたが、
これは私がこういうの好きじゃないというだけかも知れません(観てると酔う)。

総評としては、
「とにかくエルトン・ジョンが全部持って行ってしまった映画」という感じですね。
前作の「ハリー教会で市民皆殺し」やラスト「世界首チョンパ大花火」とかの、
「まさかやるとは思わなかった衝撃の展開」は、今回エルトン・ジョンが担っています。
前述通り、敵基地での大暴れの場面も不満はあったのですが、
エルトン・ジョンの大暴れで不満は全部吹き飛んでしまいましたからね。
そういう訳で、エルトン・ジョンが嫌いでなければ傑作の映画だと思います。

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2018-04-14 23:20 : その他レビュー : コメント : 0 : トラックバック : 0 :
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Author:ノノック
文章の苦手な文系。
ゆとり直前世代のゆるゲーマー。
ほのぼの漫画が好き。
2016年2月ブログ名変更。

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